「家族に夢を反対される」に向き合った偉人たち

家族に夢を反対される

やりたいことを家族にわかってもらえない。 同じ悩みと向き合った日本の偉人4人の人生物語を読めます。

この悩みを抱えた偉人

  • 福沢諭吉 — 平気なふりをする人

    酒がもらえるならと、泣かずに頭を剃らせた子どもがいた。うれしいことも腹の立つことも顔に出さない、と決めたその人は、身近で世話をした人の目には、喜びも怒りも隠さず外に出す人に見えていた。かつて一万円札に描かれた人の、強がりの一生。

  • 北里柴三郎 — 言うことを聞かない人

    「医者と坊主は、手足のそなわった一人前の人間のやる仕事ではない」。そんな意気込みだったと伝えられる青年が、方便のつもりで医学所に入る。やがて彼は上役にかみつき、恩師の説を斬り、研究所を役所に移されると部下ごと辞めてしまう。人の言うことを聞かない男が、最後に守った言いつけとは。

  • 荻野吟子 — 扉を開けて、出ていった人

    「願書は再び呈して再び却下されたり」。女だから、と医者の試験を四度はねつけられた人がいた。やっと開いた扉を、彼女はやがて、自分から出ていく。日本で初めて試験を通った女医の、ひたむきで割り切れない一生。

  • 高村智恵子 — 見せられない人

    東京には空が無い、と彼女は嘆いた。若いころは描いた絵を、のちに夫となる人のところへさえ持ってこず、一度落選してからは展覧会にも出さなかった。その人が最後の日、自分で一まとめにした紙絵を夫の手に渡した。

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